タンザニアについて
- 焙煎度合い: 中深煎りがおすすめ。華やかな香りとフルーティーな酸味、爽やかな甘味の後味が特徴。
- フレーバー: 北部産とは異なるユニークなキャラクターを持つ逸品。
タンザニアAAは、タンザニア産のコーヒー豆の等級表記で、最も粒の大きい、品質のよい豆を示す。
AAは、タンザニアでは豆の大きさ・品質を表す記号で、AAからCまでの全4段階に分けられる。
AAは、キリマンジャロコーヒー(タンザニア産コーヒーの日本での呼称)の中でも特に高品質な豆で、キリマンジャロとして販売されることが多い。
AAは、豊かな酸味とコクが特徴で、深い焙煎でも上品な苦味主体で浅~中煎りとは違った風味が楽しめる。
具体的な特徴
- 粒の大きさ:AAは、最も大きな豆であり、スクリーンサイズ17 (6.75mm) 以上である.
- 品質:厳しい選別基準をクリアした豆であり、雑味のない後味も特徴である.
- 風味:強い酸味、コク、そして雑味のない後味.
- ロースト:浅煎りから深煎りまで、様々なローストに対応できる.
- 日本での呼称:タンザニア産コーヒーは、日本でキリマンジャロとして知られている.
AAとキリマンジャロの関係
タンザニア産のコーヒー豆のうち、特に品質のよいAAは、キリマンジャロとして販売されることが多い。キリマンジャロは、タンザニア産コーヒーの代表的な呼称であり、その中でもAAはさらに上質な豆として評価されている.
AAコーヒーの豆の種類
- キリマンジャロAA:タンザニアのキリマンジャロ山麓で栽培されたAAグレードのコーヒー豆.
- キリマンジャロAA KIBO:キリマンジャロAAの中でも、特に高品質な豆で、キボー峰が由来の名前である.
- タンザニアAA アサンテ:タンザニア南部の小農家から買い付けられたAAグレードのコーヒー豆.
- タンザニアAA タデラ:SAWAI COFFEEの取り扱っている、優しい味わいのストレートコーヒー.
- タンザニアAA ケニア:ケニア産のコーヒー豆を指すものではなく、タンザニア産のAAグレードのコーヒー豆を指す.
生産地と品質向上の取り組み
- 地域: タンザニア南西部ムベヤ地区。
- 標高: 1,520mの高地。
- 品種: ブルボン種を中心にケント種やヤサカ種も栽培。
- 乾燥方法: アフリカンベッドを使用。
- 土壌: 火山性土壌。
- 精製方法: ウォッシュド製法。
特記事項
- 南部でスペシャルティコーヒーの生産が進化し、2019年AFCA品評会で1位・2位・4位を獲得。
- 女性農家の参加が増加し、品質向上の重要な要因として注目されています。
- イエンガ農協が精選設備と乾燥場を整備し、品質向上に大きく寄与。